学資保険っていつから加入しておくべき?

ざっくり言うと・・・

・学資保険加入のタイミングは被保険者(お子様)の年齢が若い方がよく、早ければ早いほど返戻率を高くすることが可能
(出産予定日の140日前から加入できるものも!)

・満期のタイミングはお子様の大学入学費用が発生するタイミングよりも早く設定しておくのがよい。推薦入試の場合に備えると満期は17歳に設定するのがおすすめ。

★ここに目次

資保険を検討する際に月々の保険料や、満期時の受取金額をいくらに設定するかということと同じぐらい、「いつから加入するか」または「いつから検討を始めるか」という時期についてご興味を持たれているご家庭が多いのではないでしょうか。

同じ学資保険でも、いつ加入するかによって月々支払う保険料にも大きく影響が出てくるものですので、時期については本当に大切ですよね。

今回は、学資保険に加入できる一番早い時期と、いつ頃まで加入できるのかという一番遅い時期など、加入のタイミングについてお伝えしていきます。

  1. 学資保険って妊娠中でも入れるの? h2


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学資保険加入の一番早いタイミングとして話題になるのが、ママの妊娠中です。加入時期として多くの質問をいただくことが多い「妊娠中」は果たして学資保険に加入できるのかどうか、以下項目にてご説明してまいります。

■実は妊娠中でも学資保険に加入できる!! h3

学資に限らず、一度は保険について検討したことのある方は、妊婦さんは妊娠27週(7ヶ月)以降、一部の商品を除き生命保険や医療保険などに加入できない!ということを聞いたことがあるかもしれません。妊娠はそれだけママの体に大きな負担があるということの裏返しでもあるわけですが、そういったイメージにより「妊娠中は保険に加入できない」と考える方が多いようです。

でも実は、学資保険の中には妊娠中でも加入できるものもあるんです!

妊娠中の経過が順調であるという条件はもちろんありますが、なんと出産予定日の140日前から加入できます。出産140日前というと妊娠6ヶ月目ということで、非常に早いタイミングからお子さまの将来について備えることが可能になってきます。

■妊娠中に学資保険に加入する3つのメリット h3

妊娠中に学資保険に加入するのは、「ちょっと早すぎるんじゃないかな」と思われる方もいらっしゃるでしょうが、実はメリットが3つもあります。

以下、3つのメリットについて見ていきましょう!

  1. 早く始めることで、月々の保険料の負担が安くなる

    学資保険の保険料を決定する要因は年齢や健康状態など様々ですが、年齢は非常に重要なポイントとなります。この年齢は契約者(ご両親いずれか)と被保険者(ひほけんしゃ:お子さま)のものです。契約者は若ければ若いだけ統計上病気になるリスクは低いですから保険料は安くなりますし、同じ18歳という年齢に向けて貯蓄する保険のため、被保険者も6歳より0歳の方が当然支払う期間が長くなる分、月々の保険料は安くなります。

    この被保険者の年齢が案外盲点なのですが、同じ300万円を積み立てるにしても0歳〜18歳の18年間で積みてたていくのと、6歳〜18歳の12年間で積み立てていくのでは、月々の負担は大きな差になってきます。

    そのため、妊娠中という最長期間がとれる時期に学資保険に加入することで、月々の負担を抑えることができるというメリットがあります。

  2. 妊娠中から学資保険による親の保障が始まる!

    あまり考えたくないことですが、妊娠中に契約者であるパパに万が一のことがあった場合、保険としての機能は継続したまま以後の保険料が免除されます。(もちろん満期保険金やお祝い金は予定通りの時期に受け取ることができます)

    学資保険本来の貯蓄性を損なう恐れがあるため、あまりオススメはしておりませんが「保障型」のタイプであれば、契約者であるパパに万が一の場合、育英一時金や育英年金という形でパパの死亡保障がでるものもあります。(保障型については詳しくは、リンク『学資保険って本当に必要?』をご参照ください)

    そのため、妊娠中から契約者の保障を追加でとれるというメリットがあります。

  3. じっくり検討する時間をとることができる!

    実はこれが一番大切なことなのですが、学資保険に加入できる時期はちょうどママが安定期を迎えており、比較的時間がとりやすい時期でもあります。

    いざ出産してしまうと、そこからは育児のために2〜3時間おきに授乳する期間が当面続き、半年経過頃には授乳の傍ら日々離乳食の準備で、慢性的にまとまった睡眠や自分の時間がとれない期間が続きます。

    そういう状態の中で、ゆっくりと学資保険について考える余裕は、夫婦ともになかなか難しい場合が多いため、この妊娠中の期間が非常に適しています。

    きちんと比較検討し加入手続きをする上でも、妊娠中に学資保険に加入することは大きなメリットとなります。

    (なお、妊娠中に学資保険に加入し、万が一お子さまが死産だった場合には、契約は無効となりそこまで支払った保険料は戻ってきます。)

    1. 学資保険の加入年齢って、何歳から何歳まで? h2


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第一章でお伝えした通り、お子さまは出産予定日の140日前から加入することができます。この章では、契約者としてのご両親、そして最近増えてきている祖父母が契約する場合のパターンを見ていきたいと思います。

■契約者がご両親の場合 h3

近年、晩婚化の影響もあってか女性の出産年齢も上昇しています。30代後半から40代で初めての妊娠や出産を経験されることも、珍しくなくなってきました。

そういった背景もあり、学資保険に加入されるご両親の年齢についての関心が高くなってきています。

<一般的には18歳〜60歳が目安!>

学資保険に契約できるのは、健康面に問題ない場合一般的に18歳〜60歳ぐらいまで可能です。ただしこれはあくまで目安であり、保険会社によってはお子さまの年齢により、より上の年齢の方でも契約できる場合もあります。

<払込免除特約を付けなければ、年齢制限は緩和される>

学資保険には、最大の特徴として契約者に万が一のことがあった場合、以後の保険料の払込が免除される、「払込免除」の特約が付加されているものが一般的です。

当然保険会社としてのリスクから、この特約を付ける場合は両親の年齢を考慮する必要がありますが、この特約を付けないことで、その年齢制限が緩和もしくは制限がつかないことがほとんどです。

■契約者が祖父母の場合 h3

最近は、生前贈与の法律が変わったことが追い風になり、かわいいお孫さんに学資保険をかけたいという祖父母の方が増えてきているようです。これは祖父母にとって相続税対策になるだけでなく、お孫さんの教育資金をバックアップできるという両面でメリットがありますし、ご両親としても教育資金の援助は非常に心強く、ありがたいものですよね。以下祖父母の方が契約者となる場合を見てみましょう。

<払込免除を付けなければ、年齢制限は緩和される>

これはご両親が契約者の項目でもご説明した通り、保険料の払込免除特約を付けなければ、契約者の年齢制限がない保険も多いです。ただし、とはいえ学資保険は生命保険含めた保険の一種ですので、表立って表記していない場合でも65〜75歳前後を加入年齢の上限としている保険会社が多いのではないかと思われます。

<健康状態の告知については要注意>

祖父母の方が契約者になる場合に注意したいのが、その健康状態です。

学資保険の場合は、一般の生命保険や医療保険よりも健康状態の告知内容は項目が少なく、細かいものはないのですが、例えば

 ・最近3ヶ月以内に、医師の診察・検査・治療・投薬を受けたか

 ・過去5年以内に、病気やケガで、初診日から終診日まで7日間以上の期間にわたる

  医師の診察・検査・治療、あるいは7日以上の薬の処方を受けたか。もしくは手術

  や継続して7日間以上の入院をしたことがあるか

 ・過去2年以内に、健康診断、ガン検診、人間ドックを受けて、異常を指摘されたこ

  とがあるか

などの告知をする必要があります。今まで病院の診察を受ける必要がないぐらいお元気ということであればもちろん問題はないのですが、誰しも加齢とともに、医師の診察や投薬を受けることもありますし、健康診断で指摘を受けることも増えてきます。

これらに該当したから契約できない、ということではないのですが、内容によっては加入できないリスクもあるということをご認識いただければと思います。

■お子さまの年齢にも制限あり! h3

一方、被保険者となるお子さまにもほとんどの保険会社に加入できる年齢制限があります。確かに17歳や18歳で満期を迎えるという性質上、例えばお子さまが中学に進学される12歳に加入すると、満期まで5年もしくは6年ほどしかありません。

こうなると、月々の積み立てる保険料もかなりの高額になってしまうため、ある程度余裕を持って積み立てていけるよう、保険会社のほとんどが被保険者であるお子さまにも年齢制限を設けています。

<一般的には7歳までが主流。中には12歳まで加入できるものも!>

一般的に学資保険として人気の商品は、ほとんどが加入できる年齢を7歳までとしているところが多いようです。ただし中には12歳まで入れる保険もあります。

保険料の払込年齢が通常の17歳や18歳ではなく、10歳までという支払期間が短いタイプのものについては、その分加入できる年齢が下がり、5歳までというようなものもあります。(ただしこの商品も満期は17歳や18歳など、通常と同じです。)

このように、学資保険は契約者であるご両親もしくは祖父母の年齢と、被保険者であるお子さまの年齢両方が非常に重要になってきます。

次の章では保険に加入するタイミングでどのような違いがあるのか、いくつかのパターンを見てみましょう。

第三章 加入は早い方がいい!加入年齢と受取金額のシミュレーション h2


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第二章までで見てきた通り、学資保険は契約者・被保険者両方にとっても、加入は早ければ早い方が良いです。以下では具体的に入るタイミングが月々の保険料や、受取金額にどのぐらい違いがあるのかということについてご紹介いたします。

■妊娠中に加入した場合と、1歳になってから加入する場合の比較 h3

ここからは、日系の大手保険会社の学資保険(妊娠中に加入できる商品)を例に、保障内容を比べてみたいと思います。

【条件】契約者:30歳男性

    保険金額(満期時受取金額):300万

    保険料払込期間:18歳

【結果】①お子さまの出生予定日140日前に加入した場合

     → 保険料:13,190円 保険金額:300万円(返戻率:105.2%)

    ②お子さまが1歳時に加入した場合

     → 保険料:14040円 保険金額:300万円(返戻率;104.7%)

  ③お子さまが3歳時に加入した場合

 →保険料:16,080円 保険金額:300万円(返戻率:103.6%)

④お子さまが7歳時に加入した場合

 →保険料:22,420円 保険金額:300万円(返戻率:101.2%)

このように、受け取る金額が同じであるため、出生予定日140日前に加入するか1歳になって加入するかによっても、月々の保険料も1,000円近く、トータルでの保険料総額も約1万5,000円違ってきます。

この1年ではそんなに差がないように見えますが、出生予定日140日前に加入した場合と3歳になってから加入した場合はどうでしょうか。

月々の金額にして約3,000円、トータルでの保険料総額では約45,000円の差に!

(0歳か7歳かでは月々約9,200円、トータルで約110,000円もの差に・・・)

子さまの年齢が上がることで、月々の保険料の金額も上がるだけではなく、同じ商品にもかかわらず、より高い総額を負担することになりますので、学資保険はお子さまが生まれる前から加入することがとてもおトクです。

■契約者の年齢での違いはどうか?契約者の年齢による比較h3

では、上記と同じ商品で今度はお子さまが出生予定位140日前に加入すると固定した場合に、契約者の年齢によりどれだけ条件が違ってくるのかについて見ていきましょう。

【条件】被保険者:0歳

    保険金額(満期時受取金額):300万

    保険料払込期間:18歳

【結果】①契約者である父が30歳の場合

     → 保険料:13,190円 保険金額:300万円(返戻率:105.2%)

    ②契約者である父が31歳の場合

     → 保険料:13,200円 保険金額:300万円(返戻率:105.2%)

  ③契約者である父が35歳の場合

   → 保険料:13,250円 保険金額:300万円(返戻率:104.8%)

こちらは比較すると、契約者である父親が30歳か31歳かでは保険料に10円の差しかなく、30歳と35歳を比較しても60円ほどと、ほぼ差がないことがわかります。

今回はお子さまが加入できる一番早いタイミングを例に上げましたので、お子さまの年齢がもう少し上であったり、契約者の年齢も40代や50代になることで、多少の差があるものの、契約者の年齢はほぼ気にしなくていいほどの差と言えるのではないでしょうか。

以上より、加入時期を決めるうえで重要なことは

 ・被保険者であるお子さまがなるべく小さいうちに、学資保険に加入した方がおトク

 ・契約者の年齢は学資保険加入においては、あまり影響を受けない

ということがわかりました。

第四章 【重要】保険金を受取るための満期をいつにすべきか h2

ここまで学資保険に加入するなら早ければ早い方がおトクであるということをお伝えしてきました。やはりお子さまをもつご家庭としては、子どもの教育費の準備や、そのための学資保険にいつから入っておくべきかということは、関心があることだと思います。しかし「いつから加入すべきか」、「何歳まで加入できるか」などの入り口を気にするご家庭が多いことに反して、いつ受取の満期についてはあまり気にされていない方が多いのではないかと感じています。

今回は最後に、この受取の満期について簡単に注意点をご紹介したいと思います。

■受取の満期は大学受験に「間に合う」タイミングに合わせる! h3

上記すべての例において「保険料払込期間:18歳」というように統一してご説明してきました。一般的に保険のパンフレットや保険の相談窓口などの資料を見ても、同様に書いてあるものが多く、この表記に違和感を感じる方は少ないと思います。

でも、実はこれだと誕生日の時期によっては大変なことになる可能性があります!!

<早生まれの方は特に要注意!18歳払込が危険なワケ>

例えば、奥様の妊娠がわかり待望のお子さまが1月に出産することがわかったとします。保険料の観点からも出産予定日の140日前から加入できる学資保険に加入、保険料払込期間を18歳までに設定したとします。

この払込期間の18歳というのはお子さまの18歳の誕生日を満期とするモデルです。

つまり、満期を迎えるのは1月以降ということになります。

ここで注意したいのが、大学の入試の時期です。一般入試では1月のセンター試験を皮切りに2月頃に集中して行われます。その試験金額の振込は当然それよりも前の段階になることがほとんどです。なおかつ、最近では私立大学ではAO入試や推薦での合格者が大きな割合を占めるようになりました。

推薦入試は子どもの頑張りの結晶であり、親としては大変喜ばしいことではありますが、子どもが推薦入試やAO入試を選んだ場合、秋頃のは入学金などの納付金を払い込む必要があり、1月の満期を待っていては、間に合わないことがあります。

結果として、直前になって途中解約や一部解約という満期受取金よりも少額になる解約返戻金(かいやくへんれいきん)を受け取らざるをえない方も少なくありません。

これは早生まれのお子さまにかぎらず、秋口までの誕生日のお子さまは同様に注意が必要です。そのため、払込期間は17歳にしておくことが実は非常に重要です。

世間で設定している18歳よりも1年短い払込期間となるため、学資保険はできるだけ早めに加入することが大切です。

第5章 まとめ h2


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今回ご紹介したことをまとめると、以下のようになります。

<学資保険は妊娠中でも加入できるか>

 ・商品によっては出産予定日の140日前から加入可能のものも。

 ・月々の保険料が安くなり、じっくりと検討する時間をとれることからも、妊娠中で

  の学資保険加入はオススメ

<加入できる年齢は何歳から何歳までか>

 ・一般的には18歳〜60歳までは加入が可能

 ・保険料の払込免除特約をつけなければ年齢制限が緩和される

  (ただし、明文化されていないが65歳〜75歳を目安にしている保険会社が多い)

<学資保険は加入すると決めたら、加入は早い方がいい>

 ・契約者ではなく、被保険者(お子さま)の年齢が重要。お子さまがなるべく若いう

  ちに加入しよう

<払込期間(満期)の設定について>

 ・推薦入試等にも備えられるよう、払込期間は18歳ではなく17歳で設定すること

次回は、学資保険の名義についてご紹介したいと思います。

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