がん保険の支払猶予期間とは?がんになっても保障されない待期期間があるって本当?

がん保険の支払い猶予期間、待期期間について

この記事の内容をざっくり言うと・・・

  • がん保険に加入しても一定の期間は保険はおりない(支払い猶予期間または支払い待機期間)
  • がん保険の乗り換えの際は支払い猶予期間に注意をする
  • 支払い猶予期間が少ない保険も存在するが、保障内容がニーズを満たさない可能性あり

がん保険に加入した後にがんと診断確定されれば、通常は保険金(一時金)が支払われます。

しかし、がん保険には、通常の生命保険とは違い「支払猶予期間」というものがあります。

もし、支払猶予期間内にがんと診断確定されても、残念ながら保険金は受け取れません。

免責期間があることを知らずにがん保険に加入して「こんなはずじゃなかった、無駄になってしまった」という事態を防ぐため、がん保険の支払猶予期間について事前に知ることは重要です。今回は、支払猶予期間の意義や注意点についてお伝えします。

支払猶予期間とは?

(リンク元URL https://www.pakutaso.com/20130848232post-3171.html)

支払猶予期間とは、保険会社の責任が開始するまでの待機期間です。

一般的ながん保険は、がんと診断確定されたのが「第一回保険料支払日」または「告知日」のうち、いずれか遅い日の翌日から起算して90日以内であった場合は、保険金(一時金)が支払われません。

この90日間のことを、支払猶予期間や免責期間と呼んでいます。

すなわち、保険会社ががん保険の保障を開始するのは、上記支払猶予期間の90日を過ぎた後です。保険会社によっては、90日ではなく3か月間となっている所もあります。この点は保険約款に詳しい記載があるので、一度確認してみてください。

支払猶予期間がある理由とは?

(リンク元URL https://www.pakutaso.com/20130322066post-2511.html)

一般的な生命保険や自動車保険などには、支払猶予期間がありません。すなわち、「契約申込日」「第一回保険料支払日」「告知日」のうち最も遅い日をもって、保険会社の責任が開始します。では、なぜがん保険には支払猶予期間が設けられているのでしょうか。

その理由は、がんという病気の特殊性にあります。がんは、発症直後は自覚症状が無いケースが多いです。がん保険に加入し、その数日後に自覚症状が出た場合、契約時点ですでにがんになっていた可能性が高いです。

その一方、がんは発見が遅れることもあるため、医師の診断を受ける前に何らかの自覚症状を感じることもあります。例えば、乳房にしこりが見つかった後、医師の診断を受ける前に、慌ててがん保険に加入したとします。その翌日、病院の検査により乳がんが判明します。もし、支払い猶予期間が無ければ、このケースでも保険金を受け取れることになります。

しかし、上記のように、リスクが起こってから保険に加入するというのは、将来のリスクに備えるという保険の趣旨に反しています。また、契約者相互の公平という面でも、望ましくありません。そこで、不公平を防ぐための様子見の期間として、保険会社は支払猶予期間を設けたのです。

次に、がん保険の支払猶予期間に関する注意点を見ていきましょう。

支払猶予期間に関する注意点とは?

(リンク元URL https://www.pakutaso.com/20170648177danger.html)

支払猶予期間を把握しておく

前述のように、支払猶予期間の期間や計算方法は、保険会社によってまちまちです。保険加入の際に、いつからいつまでが支払猶予期間になるかを確認しておけば心の準備もできますし、折角加入したがん保険が無駄になってしまうトラブルも防ぐことができます。

ただし、がんは命に関わる恐ろしい病気なので、保険金目当てで検査を後回しにしていると大変なことになります。もし体に異変を感じたときは、支払猶予期間中であっても、すぐに病院で検査を受けるようにしましょう。

支払猶予期間中も保険料を支払う必要性がある

当然のことですが、保険会社の責任が開始しない最初の90日間も、毎月保険料を支払う必要があります。支払った分は将来の給付に備えられるため、無駄ではありません。保険料を支払わないと、保険が失効するおそれもありますので、必ず支払うようにしてください。

なお、猶予期間中にがんと診断された場合は、保険契約は無効になり、基本的に支払った保険料はすべて返還されます。しかし、がんであることを知りながらがん保険に加入した場合は「告知義務違反」となり、保険料は返還されません。保険会社は、健康状態に関する嘘には厳しいので、正直に告知するようにしましょう。

がん保険の見直し時に注意すべきこと【重要】

A社からB社のがん保険に乗り換えた場合、保障の空白期間が生じるおそれがあるため、注意が必要です。例えば、4月1日にB社の保険に入ってA社の保険を解約した場合、一般的な保険であれば、3月31日まではA社、4月1日以降はB社の保障を受けられます。

しかし、がん保険には90日間の支払猶予期間があるため、空白期間が生じます。すなわち、4月1日にB社と契約し、同じ日に自らの健康状態を告知して保険料を支払ったとしても、6月30日まではA社からもB社からも保障を受けられないのです。これではせっかくの保険が無駄になってしまいますね。

そのため、一時的に保険料の支払いが重なってしまっても、このケースでは6月30日までA社の契約を継続した方が良いでしょう。なお、3か月や90日のカウント方法は保険会社によって異なりますので、保険約款をよく確認してください。

支払猶予期間が無いがん保険もある!

支払い猶予期間がないがん保険もある

(リンク元URL https://www.pakutaso.com/20151204345ok-2.html)

とはいえ、すべてのがん保険に支払猶予期間が設けられているわけではありません。最近は、すぐに保障が開始されるがん保険も登場しています。例えば、アクサ生命の「アクサの治療保障がん保険」には、支払猶予期間が無く、告知と第一回保険料支払いがあった時点で保障が開始されます。初期がんである上皮内新生物の保障も、特約で付加されているため安心です。

ただし、アクサ生命の上記がん保険には以下のようなデメリットがありますので、注意しましょう。

⑴ 通院給付金が無い

最近は、がんになっても入院せずに日帰り手術や通院治療を選択する人が増えています。しかし、「アクサの治療保障がん保険」には、入院給付金の特約はあるものの、通院給付金の特約がありません。なお、手術・放射線治療・抗がん剤治療を受けた際は、入院の有無に関わらず一時金が給付されます。

⑵ 診断給付金が無い

診断給付金は、がんと診断確定された時点で給付される保険金(一時金)です。100万円~200万円ものまとまったお金が一括で貰えるため、最近は診断給付金の保障を手厚くする人も多いです。しかし、「アクサ治療保障がん保険」には、診断給付金がありません。がんと診断されてもすぐにお金が貰えるわけではないので気を付けましょう。

⑶ 定期型のプランしか無い

「アクサ治療保障がん保険」は、保険期間10年の定期型のみであり、その後は更新されるたびに保険料が上がっていきます。したがって、終身保障や貯蓄の機能を求める方にはあまり向いていません。定期型は若いうちの保険料が割安なので、現役時代の保障を手厚くしたい方にはおすすめです。

まとめ

(リンク元URL https://www.pakutaso.com/20161031286post-9210.html)

今回は、以下のことが分かりました。

・一般的ながん保険は、契約・告知・保険料支払いから90日間は支払猶予期間となっている

・支払猶予期間とは、保険会社の免責期間であり、この期間内にがんになっても保険金は支払われない

・がん保険に加入するときは、支払猶予期間がいつまでかを確認しておく

・支払猶予期間中も保険料を支払う必要がある

・がん保険見直し時には、空白期間ができないように注意する

・最近は、支払猶予期間が無いがん保険も登場している

このように、がん保険は、通常の生命保険や医療保険と比べて特殊な内容となっています。支払猶予期間を知らずにがん保険に加入することは、とても危険なので、必ず保険会社に確認してください。

また、支払猶予期間(待機期間)の無いがん保険には、がんになっても、診断給付金が給付されないことがデメリットとして挙げられました。しかし、診断給付金はなぜ必要なのでしょうか。次回は、がん保険の診断給付金の必要性や注意点についてご紹介します。

【参考文献】

・『アクサ生命「アクサの治療保障のがん保険」』https://www.axa.co.jp/product/cancer/cancer_therapy#coverage

・『保険見直し本舗「保険のはなし」』

http://www.hokepon.com/column/g_contract.html

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