子供を医療保険に入れるメリット・デメリット

子供を医療保険に加入させる必要はあるのかどうか?

この記事の内容をざっくり言うと・・・

  • 子供の医療費は国や地域の保障もあり、入院率もあまり高くないので医療保険への加入は必ず必要というわけではないが、「安心を買う」という意味で加入しておくことで万が一に備えることが可能
  • 一般的な商品は月額1000円ほどとなっており、中学生以下の世帯においては25%ほどが加入をしている

子供を医療保険に入れるべきかどうかは、出産して落ち着いた後、初めて考えることの一つでしょう。今この記事を読んでいるあなたもその一人かもしれませんね。

公的な支援制度が充実している日本において、子供が病気になった場合の負担はかなり少なくなりました。とはいえ、何か万が一のことがあった場合の安心・お守りとして、子供を医療保険に入れておきたいと考える人も多くいます。

子供を医療保険に入れるべきか、それとも不要なのか。この記事では、両方の立場から考えていきます。現在お子様がいらっしゃる方、これから産まれる予定のある方に参考になれば幸いです。

そもそも子供の医療保険は何歳から入れるの?

結論から申し上げると、医療保険には0歳から、具体的には生後15日から数ヶ月すると、加入することができます。

なお、保険商品によっては子供と大人で共通化されているものもあります。この場合は大人になっても契約は終了せず、そのまま加入し続けることができます。

ちなみに「生まれる前の子供は医療保険に入れるか?」という質問をいただくことがありますが、医療保険は出生してからでないと入れません。

子供を医療保険に入れるメリットは?

子供に限らずですが、医療保険に加入するメリットは「万が一への備え」にあります。子供の場合特に、病気で入院する確率は低いですが、もちろんゼロではありません。毎年、難病で苦しむ子供がいます。先進治療が必要な場合もあります。またそれ以外の病気であっても、さまざまな事情で差額ベッドを利用するケースもあります。

これらは健康保険の対象外です。医療保険に入っていれば、これらの負担を軽くすることができるのです。

 子供には医療保険は不要?

子供を医療保険に加入させる方がいる一方で、不要と考える人もいます。

理由としては「病気にかかった際の負担額の少なさ」「病気にかかる可能性が低いこと」の2点です。

医療機関にかかった際、大人の医療費の負担割合は3割ですが、未就学児は2割と、大人と比べて軽くなっています。さらに多くの市町村では子供に対する窓口負担金の助成も行っています。このため、例えば外来での負担金は数百円程度と、かなり少額となります。

また、そもそも子供が入院する確率は、年間に0.1~0.2%と極めて少数であり、医療保険に加入したとしても保険金を受け取る機会が少ないのです。

子供の医療保険の加入率はどれくらい?

生命保険文化センターが平成27年に行った調査によると、子供のいる世帯のうち末子が中学生以下の世帯では、子供の医療保険加入率は25%前後でした。4人に1人は医療保険に加入していることになります。

子供の医療保険の保険金・保険料はどのくらい?

月々の保険料

保険会社によって違いがありますが、月額1,000円前後の商品が多いようです。また月額2,000円前後の商品も用意している保険会社もあります。

それぞれの保険会社により、加入対象年齢であればどの年齢でも保険料は同一のところ、加入年齢が低いほど保険料も低くなるところ、年齢に応じて保険料が上下するところがあります。

保険金の金額

保険料月額1,000円で入院1日5,000円、月額2,000円で入院1日10,000円といったところが多いようです。手術した場合は別途保険金が支払われます。保険商品によっては、死亡した場合や重度障害になった場合に保険金が支払われるものもあります。

子供の医療保険にも審査はあるの?

子供が医療保険に入る場合でも、大人と同じように審査があり、健康状態についての告知が必要です。病気やけがの治療中の場合は加入できないことがあります。また入院中の場合は加入できません。

出産前に子供の医療保険について考えておこう

先ほども説明した通り、子供の医療保険は0歳から加入することができます。どの年齢で加入するとしても健康状態の告知が必要ですから、定期健診等の結果や病気にかかったことにより、加入できなくなる場合があります。その一方で、0歳よりも6歳で加入した方が保険料が安くなる商品もあります。

万が一に備えて早めに加入するか、ある程度の年齢になってから加入するかは、個々の事情により選択することになります。どちらを選ぶにしても、出産前等のなるべく早い時期に、子供の医療保険をどうするか考えておくのが良いでしょう。

子供が医療保険に入れないのはどんなケース?

小児がんやてんかん、白血病などの慢性疾患にかかった場合は告知が必要な場合があり、その結果、医療保険に加入できない場合があります。

加入できなかった場合、基本的には貯蓄でまかなう他ありません。ただし公的な支援制度により、かなりの部分まで負担額を減らすことができます。まずはお住まいの自治体でどのような制度があるか、調べてみましょう。

子供を医療保険に加入させた親の口コミをご紹介

ここまでは一般論として子供と医療保険についてみてきましたが、
実際に子供を医療保険に加入している親からの口コミ事例を見ていきたいと思います。

息子が小学生5年生になり、遊びや学校での怪我が多くなってきていたので、加入することにしました。やることが大きくなってくる年で、怪我の度合いも小さい頃とは違います。医療証を使えばただで受診は可能ですが、入院や骨折などの大きな怪我をした時に、病院以外でかかる費用の補填にもなるので、とても安心できます。医療保険に入るまでは、「子供はすぐに痛がるから」と、あまり病院に行かなったのですが、医療保険に入ってからは、「保険料もおりるし、行ってみようか」と言う気持ちになりました。そのおかげで、六年生の三学期にサッカーのやりすぎでジャンパー膝になったのですが、すぐに治療が始められ(保険適用外でしたが)中学入学までに治すことが出来ました。(回答者:女性、子供の性別・加入時年齢:男の子・11歳)

何かあった時のために備えたいと思ったから加入しました。子供の医療費は、そんなに高額ではありませんが、例えば入院してしまった場合、医療費の他にも買いそろえるものがあったり、病院までの交通費がかかったりするのでいくらか保険でもらえれば助かると思います。私の知り合いも加入していて、子供が入院した時に保険がおりて助かったそうです。何もないのが1番ですが、お守りがわりに加入しています。(回答者:女性、子供の性別・加入時年齢:女の子・6歳)

万が一、大病やケガ、または障害が残るようなことが起きた場合、やはり必要なのはお金です。なので、医療保険に入りました。もしお金がなくて、治療が出来なかったらと考えたら、いてもたってもいられなくなりました。(回答者:女性、子供の性別・加入時年齢:男の子・7歳)

娘が中学生になり、部活でバスケットボール部に入ったので、怪我をしたときに保険に入っていれば万が一の際に助けになるかなと思い加入しました。(回答者:男性、子供の性別・加入時年齢:女の子・13歳)

口コミは以上となりますが、
子供の医療保険は必ず必要になるものというよりは、いざというときの安心を求めて毎月1000円ほどでお守りとして加入しているようなかたが多いですね。
「お金がかかるからこの程度の怪我、病気ならば病院に行かなくてもいいだろう」という気持ちになるところを「医療保険も入っているし、ひとまず病院にいってみよう」と考える事で、結果として万一の病気の際に深刻になる前に手を打つということにつながりそうですね。

まとめ

子供の医療保険はなるべく早めに加入しておくに越したことはありませんが、その一方、早めに加入すると、トータルで見てそれだけ保険料もかかります。1歳から19歳までの子供で年間に入院する人の確率は0.1~0.2%程度と、全年代で最も低くなっていますので、公的な支援制度が充実していることを踏まえると「いらない」という選択もあるでしょう。

万が一を取るか、公的な支援制度で賄うか。それぞれの地域やご家庭の事情にあわせて、十分にご検討されることをおすすめします。

保険の加入に絶対的な正解はありません。ご自身の家庭の状況や考え、どのようなリスクに備えて安心感を得たいかどうかを考えることが最も重要であるといえます。
医療保険に限らず、生命保険、がん保険等についても同様です。

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# 参考

生命保険文化センター「平成27年度「生命保険に関する全国実態調査」(平成27年12月発行)」:

http://www.jili.or.jp/research/report/zenkokujittai_h27st_2.html、

http://www.jili.or.jp/research/report/xls/h27zenkoku/3-1.xlsx

All About「子どもの医療保険は必要か?」:https://allabout.co.jp/gm/gc/10280/

アフラック「ちゃんと応える医療保険EVER」:http://www.aflac.co.jp/iryo/cever/simulation.html

埼玉県民共済「こども共済」:http://www.saitama-kyosai.or.jp/kyosaisyohin/child/guarantee.html

埼玉県民共済「健康告知事項」:http://www.saitama-kyosai.or.jp/popup/kokuchi.html

オリックス生命「医療保険 新CURE」:http://www.orixlife.co.jp/medical/n_cure/plan.html

協会けんぽ「保険証を提示して治療を受けるとき」:https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat310/sb3010/r58

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