生命保険の審査が通らなかった場合どうしたらいい?

生命保険の審査に通らないときはどうすればよい?

 

この記事の内容をざっくり言うと・・・

  • 申請した保険への審査が通らなかった場合にも保険会社を変えて再度審査に臨んだり、病歴などがあっても加入ができる保険への加入を検討することが可能
  • 生命保険の審査が厳しい場合には住宅ローンと組み合わせて加入することができる団体信用生命保険への加入を検討するのも一つの手である

保険に入る際には必ず保険会社の審査を受けることになります。前記事にて保険会社の審査について記載しましたが、実際、審査が通らなかった場合、保険に入れないということになるのでしょうか。

保険会社では引受基準を緩和した保険などが用意されていたり、条件付きで加入できたりする場合もあります。今回は審査が通らなかった場合にどうしたら良いのかを詳しく見ていきましょう。

告知書は正直に記載すること

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審査に通らない可能性があるからと言って、不利な条件、出来事を告知せずに情報を伏せたり、虚偽の申請をしたりしたくなる人もいるでしょう。しかし、これは「告知義務違反」と言って、そのことがわかると保険金が支払われず、契約が解除になる可能性があります。

契約から2年間が経過している場合には、加入時に病気の事実を告げない等の告知義務違反を犯していても、保険会社は契約を解除できません。嘘をついても2年経てば大丈夫と思っている人もいますが、悪質な場合はたとえ2年経過後であっても保険会社は契約を解除できるだけではなく「詐欺および不法取得目的による無効」が適用されることがあります。

告知は何があっても正直に回答するようにしましょう。

審査に通らなかった場合

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加入時に審査が通りにくいような病気にかかっている人、もしくはかかったことがあり審査が通るか危うい人は少なくないと思います。そういった方々は審査が通らなかった場合、諦める以外ないのでしょうか。むしろ保険に入りたいと心から思っている人も多いと思います。

審査が通らなかった方ができることとして、以下の3点があります。

他の保険会社をあたってみる

・保険会社に相談して、「部位不担保」などで入れないか交渉する

・引受緩和型や無選択型の保険を検討する

この3点を順に見ていきましょう。

他の保険会社をあたってみる

保険料が各保険会社違うように、審査基準も保険会社によって異なっています。それほど大きくは変わらないかもしれませんが、微妙な判断基準が異なり、「A社では審査が通らなかったけど、B社では加入できた」という場合は往々にしてあります。ある保険会社で断られたケースでも、別の保険会社なら通るということも皆無ではないのです。1社で審査に通らなかったからといって諦めてしまわずに、他の保険会社をあたってみましょう。

特定部位不担保・割高保険料の条件での加入を交渉する

審査が通らなかった保険会社でも、交渉次第で加入できることがあります。健康な人との公平性を保つために、そのまま普通に審査に通った場合と同じ条件では入れませんが、「部位不担保(ぶいふたんぽ)」と呼ばれる、保険金の支払いに条件をつけて加入する方法です。

たとえば過去に胃がんを経験していて、完治はしているけれど、審査に通らなかった場合、「胃」を部位不担保にするなら加入を認めます、ということがあります。この場合、後に、胃がんが再発したり、胃に関する病気で亡くなったとしても、死亡保険金は支払われません。胃の部分だけが保障の対象から外されたわけです。ある一定の期間不担保にするような、期限付きの不担保条件のケースもあるでしょう。

ほかにも掛けられる保険金額の上限を下げたり、保険料を本来ものに上乗せして引き上げた「特別保険料」を設定したり、通常の契約より厳しい条件にすることで、なんとか加入できるという場合があります。

こういった「特別条件」がつくような措置は保険会社が個別に判断することになりますので、審査結果が出た後、保険会社と相談することになります。

それでもダメな場合は、残念ながら、その生命保険には入れないという結論になります。

引受緩和型や無選択型の保険を検討する

最近は、病歴があるなど、一般の生命保険には入りにくい人のために、条件は良くないけれども入ることのできる「無選択型」や「引受緩和型」と呼ばれる保険商品があります。

無選択型はその名のとおり、健康状態に関係なく加入できます。引受緩和型は、条件はあるけれど通常の商品より基準がゆるやかなものを指します。ここ数年、引受基準は徐々に緩和されており、3~6つ程度の項目に該当しなければ加入できる商品設計となっています。引受基準緩和型は、最初から特別条件をつけたようなものなので、保険料は割高になっているほか、保険金額の上限が低い、支払いにあたっていろいろ条件が付くなどの制限事項があります。簡単に一般との違いを言うと「入りやすいけれども保険料は高い」という事です。

健康状態に不安があるからといって、いきなり引受基準緩和型に目を向けるのは控えたほうがいいでしょう。通常の保険に加入できるケースもあります。引受基準緩和型は、保障や保険料の条件が標準からすると悪くなりますので、しっかり審査を受けてみてから検討しましょう。

引受基準は世の中の流れとともに変化していくとはいえ、保険はやはり、病院や薬と縁のない「健康なうちに入る」のがよいようです。

審査結果が悪くても諦めないために

審査の結果、「加入ができなかった」「加入についてきびしい条件」がついた場合には他の方法も試してみましょう。保険会社によっては再度、追加で医師の診断書や健康診断書を提出して再審査をしてくれる場合があります。このケースに特に多いのは、告知書自体の書き方が悪くて、内容が細かく書いていない場合、追加で詳しい資料を提出することで審査結果が変わることもあるのです。その方法として、

①医師に完治している旨の診断書を書いてもらう

②他の数値がいい健康診断書による美点評価を狙う

といった方法です。

団体信用生命保険について

その他に団体信用生命保険(通称「団信」)と言われる保険の審査についても触れたいと思います。住宅ローンの返済中に、ローン自体の申込者(契約者)が死亡または高度障害になった場合、本人に代わって生命保険会社が、その時点の住宅ローン残高に相当する保険金を債権者に支払い、ローンが完済となる制度です。この制度を活かして、住宅ローンを組みたいという方も多いでしょう。

この制度の特徴の一つに、【保険料が割安】ということが挙げられます。金融機関が、ローンの利用者をまとめて生命保険会社に申し込みをすることから、保険料は通常の保険よりも割安な上、加入時年齢による保険料の差もありません。つまり高年齢となった場合でも、保険料は格段にお得になります。.

そして、もう一つの特徴は、【団信は生命保険料控除の対象外】ということです。生命保険料控除を受けられる保険とは、保険金の受取人が本人や家族が対象のもののみとなります。団信の契約者と保険金の受取人は、ローン契約者ではなく金融機関となりますので、控除の対象にはならないので注意が必要です。

この団信保険は、一般的な保険への加入よりも審査が優しいと言われています。その為、通常の死亡保険等の審査が通らなかった場合でも、団信保険に加入できる可能は高いと言えます。しかし、その反面、団信での審査が通らなかった場合には一般の保険にはまず加入できないとも言えます。また、あくまで審査が比較的優しいというだけで必ずしも加入できるという事ではないので、注意してください。いずれにしても、保険の加入時には健康である事が最善です。

まとめ

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保険の加入には審査があることは別の記事でも記載しています。しかし、何らかの病気を患っている人ほど、実際には保険に加入して、症状が悪化した場合に備えたいと思うのが本当の心情でしょう。病気ならば保険は無理という短絡的な考え方ではなく、加入できる保険もあるという事を理解して頂きたいと思います。

また、現在、明らかに保険に加入できない、もしくは審査結果で条件が付いてしまった場合には、無理をして保険に加入するのではなく、健康状態の改善を行ってから再度、審査を行う事も十分に有効です。健康状態の改善は、ご自身の今後にももちろん良いことですし、健康状態が良い状態での加入は、それだけでも保険料を安くする事にもなりえる為、一隻二兆の徳をすると考えて健康の改善を図ってみても良いかもしれません。

また、同時に同じような商品があった場合には、保険に加入できるかの審査だけを受けてみたり、複数の会社の提案書をもらってみたりするなどの方法も有効になってくるでしょう。健康状態によっては、複数の会社で加入の検討を行えない場合もあるかもしれません。そうした場合には加入できる保険の中から最善なものを選択して頂きたいと思います。

ご自身の健康状態を踏まえてどのような保険へ加入を検討するかどうかはプロに相談するのが最も近道であると言えます。
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