生命保険はランキングではない。自分にあったものをどう選ぶ?

最適な生命保険の選び方とは?どう考える?

この記事の内容をざっくり言うと・・・

  • 生命保険はランキングや安さで選択するのではなく、自身が人生のどのタイミングでどの程度のお金が必要になるのかを考えたうえで、自身の生活の中でいつまでにどの程度のお金を支払いができるかどうかをはっきりと整理して決断することが最重要

一般的には、結婚して20代後半くらいから30代で、初めて生命保険を検討する、というケースが多いと思います。保険に加入しようと思った時期に、ネットなどでランキングなどを調べていて、保険会社や商品の種類が多すぎて困ってしまったという方は多いのではないでしょうか。どこの保険会社のどこの保険商品が良いというのは簡単に分かるものではありません。

「保険」というものは、教育の中で教わるものではありません。ランキングが高いから自分に最適とも限りません。
そんな中で、「自分に合った保険」を、いったいどうやって選べば良いか、ポイントを把握しておくだけでも、いざ加入する時に自分にあったものかどうか目利きがしやすいと思います。今回はそのポイントを見ていきましょう。

自分にあった生命保険とは

https://www.pexels.com/photo/book-magazine-person-reading-582430/

まず考えたいのが、「自分に合った生命保険とは?」というところだと思います。今でこそネット生命保険などが広まりつつありますが、生命保険は既存の商品があり、営業の外交員が販売し、契約が成立するケースがいまでも主流だと思います。既存の商品を購入することは他の買い物と変わりありませんが、様々なライフスタイルへのニーズが出てきている現代には、それぞれの人生に合わせた保険が出てきており、種類が豊富で仕組みも複雑になっています。その中から自分のニーズに合わせて商品を「選択」しなければならないのです。

自分にあった保険を選択するためには、自分の人生においての保険へのニーズを明確にすることが必要です。自分はどんなニーズを持っているのか、以下のポイントを見ながら確認していきましょう。

ライフステージ・ライフプランを確認する

「ライフステージ」とは、就職・結婚・出産・住宅購入・子どもの独立・退職などの、人生の節目によって変化する生活段階のことを言います。

自分にあった保険探しの第一歩は、現在、自分がどのライフステージにいるかを確認することです。

このライフステージの変化が起こると、家族構成や経済状況は変化するため、保険に対する要求も変化します。今後のライフステージや、ライフステージの変化を含めた人生や生活の設計(ライフプラン)についても一度確認するとよいでしょう。まずは自分の現在の状況を把握することが大切です。

保険商品を見始める前に、自分で考えること

上記のライフステージを確認したら、次に考えたいのは以下の項目です。

1.誰にどんなことが起こったら、保険金を支払ってほしいか。

これは、被保険者を誰にするかというそもそものところと、働けなくなった時なのか、死亡した時なのか、病気になった時なのか、どういう状況になったら保険金が必要なのか、という保険契約の内容、つまり根本部分になります。

2.その時、いくらの保険金が必要か。

1で決めた条件の時に、いくらの保険金が必要なのか、つまり「保障金額を設定する」ということです。いくら必要になるのかは、最も大事なところです。第二章で詳しく見て行きますので、少し面倒かもしれませんが、一度把握をしておきましょう。

3.何歳までの期間、保障が必要か。

これは、契約期間(保障期間)の設定です。子どもが独立するまでなのか、退職するまでなのか、家族構成や年齢よって大きく異なると思います。

4.保険料は何歳まで払いたいか、もしくは払えるか。

これは支払う期間の設定です。職業や自分の年齢が大きく関わってくるもので、支払いが滞ると契約解除にもなりかねませんので、このポイントもしっかりと考えておきましょう。

5.保険料はいくらまで払えるか。

こちらも支払い能力の部分になります。現段階の支払い能力もですが、今後支払い能力が上がるのか下がるのか、それとも努力次第なのか、長い期間支払うことになる料金ですので、自分の支払い能力はしっかりと考え、だいたいの上限を決めておきましょう。

この5つをしっかり考えていれば、いろんな商品を見ても、価格に目を奪われ内容を見なくなったり、反対に、不安で余計な契約をたくさん結んだりするリスクは低いでしょう。例えば、営業の外交員の方に設計してもらったものが、特約がたくさんついていて複雑であっても、この5つのポイントと照らし合わせれば、自ずと不要なものは削っていけます。よく考えると不要であった特約に長年料金を支払っていたとなると、損をした気分になりますので、そういった事態を防ぐためにも、目利きできる状態になっておきましょう。

重ねてになりますが、どんな保障をいつまで、どれだけ欲しいか、そして自分はどれだけ保険料を支払えるのか、しっかり見極めれば、必要な商品は自ずと決まってきます。あとは、その商品を提供している保険会社をピックアップして、その中から保険料が安いところを選べば良いのです。国内生保だからとか、外資系だからなどは、あまりこだわらないほうが結果的に良いものを選べるでしょう。

必要保障額の算出について

https://www.pexels.com/photo/blur-blurry-curly-hair-depth-of-field-404973/

上記で確認すべき項目を記載しましたが、ここでもう一度必要保障額の算出について少し詳しく見ていきたいと思います。万が一の時に必要なお金の金額は、ライフステージや家族の状況によってかなり変わります。万一のときの金額の目安は、家族の生活費・学費などの「出ていくお金」から、残された家族の収入や公的保障や企業保障などの「入ってくるお金」を差し引いた金額です。

出て行くお金には、代表的なものに「遺族の生活費」「子どもの教育費」「住宅費」があります。また、入ってくるお金には、「遺族年金」「死亡退職金」「残された遺族の労働収入」などがあります。

それぞれの項目は、繰り返しお伝えしているように、人によって異なります。詳細は「8.必要保障額の算出方法」に記載していますので、一度自分自身で計算してみることをオススメします。

また、保障額を算出する時には、どのくらいの額が必要かはもちろんですが、どのくらいの期間かを割り出すことも大切です。将来必要となる支出や収入を考慮して、「一定の期間」なのか「一生涯」なのかを決めましょう。

 このように、ライフステージに合わせた保障額、保障期間を明確にすることが大切です。

公的な保障を把握する

毎月の給与から引かれている「社会保険」は、万が一の時に役に立つ保険になります。例えば、死亡保険からは外れますが、会社員の加入している健康保険の場合、ケガや病気で仕事ができない場合、3日以上継続して休むと4日目から1年6カ月、直近1年間の平均報酬月額の3分の2が給付される「傷病手当金」の制度があります。つまり「病気で働けなくなったときの保険」については、これを差し引いて必要な額を考えれば良いのです。

 こういった社会制度は会社員か自営業かによってかなり違うので、ご自身の職業に合わせて確認しておきましょう。

死亡保障としての社会保障制度には、上記にも記載したように、「遺族年金」があります。会社員で18歳未満の子どもが二人いる場合は、月に15万円弱ほどの保障が出されます。また、この制度も会社員と自営業では保障内容にかなり差がありますので注意が必要です。この詳細についても、「生命保険で現実的に必要な補償額の算出方法」に記載していますので一度ご確認ください。遺族年金は、子どもの大学費を考えるのであれば、教育資金が一番必要な時期に保障が減ってしまうので、保険を考える上でいつまで、いくらもらえる見込みなのかしっかり把握しておくことが重要です。特に自営業の方の場合は、子どもが18歳を超えると保障額が0になってしまうので、注意が必要です。

この社会保障でまかなえない分、つまり必要保障額から、この社会保障を差し引いた分を、生命保険で用意しなければならない金額として換算するので、重要なものになります。しっかりと確認しておきましょう。

必要保障額を賄える商品探しのポイント

https://www.pexels.com/photo/blur-close-up-coffee-cup-cup-405238/

必要保障額が算出について、少し詳しく記載しましたが、今度はその必要保障額を満たす商品を探すポイントを見ていきましょう。生命保険の商品を選ぶ上で確認する基本的な項目は下記の5つです。

保障内容

入院や死亡等、どんな時にどれだけ保障されるかを確認しましょう。また、保険種類によっては一定期間健康であった場合の祝い金や一時金等の保障も確認しましょう。

*保障額と保障期間

上記で確認した、必要保障額を満たす保険金額が設定されているかどうか確認しましょう。また、期間についても同様です。どれだけの期間、保障を続けるかを確認しましょう。10年や15年、20年等あらかじめ保障期間が定められた定期保険と、一生涯保障期間が続く終身保険があります。

*保険料の払い込み期間

保険料は、同じ保障額・保障期間の場合、払込期間が短いほど保険料が高くなり、長いほど保険料の負担が軽くなるのが一般的です。保障期間が終身の場合、保険料の払込期間が60歳や65歳満了などの有期(短期払い)のタイプと、払込期間が終身のタイプがあります。

*保険料

保障額・保障期間・保険料の払込期間、また、支払い方法によって、保険料は変わってきます。家計の収支のバランスをよく考えて保険料を確認しましょう。

*解約返戻金

解約返戻金とは、加入している保険契約を解約した時に戻ってくるお金のことです。商品によっては解約返戻金を抑えたり、無くしたりすることで、保険料の負担を軽く設定している場合もあります。解約返戻金は保険会社にとってはリスクになるものだからです。解約のタイミングによって、また、保険料払込期間によっては、解約返戻金が既払込保険料を下回る場合もあります。

価格だけでなく細かな給付要件もチェックする

保険は会社によって様々な商品があります。特約も含めれば、本当に見きれないほどの商品が存在するでしょう。会社によって商品のスペックが異なるので、上記の項目を確認しても、保険商品は比較しにくいところが難点として挙げられます。特に特約などの場合、細かな条件が付与されているケースが多々あります。がん保険を付随させる場合も、給付条件や給付対象外の条件などが落とし穴だったりします。がんの種類によって給付されなかったり、減額給付になったりすることもあるので、細かいところまで一度確認することをオススメします。

まとめ

https://www.pexels.com/photo/administration-business-cellphone-composition-75652/

今日は、様々な広告で、様々なフレーズで、様々な生命保険が紹介されています。雑誌でもランキング形式で「良い保険」の特集記事が掲載されています。どれも魅力的に見えますし、もちろんそれぞれ魅力があるのですが、誰にとっても「良い保険」は存在しません。

家族構成、収入、住宅所有の有無、資産残高、将来の夢など、現代社会において、同じ環境の人はほとんどいません。資産があればそもそも保険は不要になることもありえます。自分に万一のことがあった時、どのような保障が欲しいかによって保険選択は全く異なり、どの保険が良い保険かは一人一人異なります。自分に一番良い保険を、具体的に「自分の万一」をイメージして、選んでいただけたらと思います。

当サイトではどのように保険を選択したら良いかわからない方に向けて上記の考え方に沿った保険相談に乗ることができる相談員を無料で紹介しております。保険への加入を検討しているがランキングや個別の説明を見ていてもよくわからないという方に対してどのような保険が向いているかのアドバイスを提供することが可能です。
当サイトで紹介する保険相談員は信頼性のある会社に在籍する相談員となっておりますので無理に加入を迫られたりするような事はありません。少しでも気になるかたは下記のフォームよりご相談をお待ちしております。

無料保険相談はいかがですか?

「記事を読んでも、よく分からない」「実際に、保険のプロに聞いてみたい」そんな時は、保険サミットの無料保険相談サービスをどうぞ。 弊社の紹介する保険のプロが、こちらから最寄りのカフェまで伺います。 もちろん、その場で契約を迫られるような事はありません。是非、お気軽にお申込みください。